クリニックブログ
在宅診療における24時間管理
2012年1月13日 20:28
何の為の24時間管理なのか・・・
慢性疾患の患者様やそのご家族様から問い合わせの多い事項です。
そもそも在宅における24時間管理ってどういうことなのでしょう。
・月に2回以上定期診療している方に対応した制度。
・上記の方の容態が急変した場合、24時間いつでも連絡をとり必要とあらば医師がかけつける。
元々は「ご自宅での療養で入院まではいかないけれど、常に管理されている状態にしておきたい」
そういったとこから始まった制度ではないかと思います。
がんを抱える患者様
当院では、院長の杉浦が血液内科出身でがんに強いということもあって多くのがん患者様を診療しています。がん患者様は急な熱発などが起こることが多く、24時間管理の必要は問うまでもありません。実際に熱、悪寒、疼痛管理における麻薬の効き具合など、その時その時での判断が必要なケースが多々あります。
しかし高血圧症や糖尿病、脳梗塞後遺症を抱える患者の中には、24時間管理が必要なのかと感じてらっしゃる方もいらっしゃると思います。
24時間管理は必要
在宅診療というのは「通院が困難」な方が対象な上主に「高齢者に向けた医療」です。
「通院が困難」であるということは、急は発熱やケガした場合にどう連れて行くのか、ということがまず問題となります。最終的に救急車に頼らざるを得ないということになってしまいます。
上記を踏まえて「高齢者」ということは、脳梗塞・心筋梗塞がいつ起こるか分からないということをご本人・ご家族にもご理解頂きたい部分ではあります。もちろん、起こらないことに越したことはありません。しかし寒さの続く今の季節、昨年のような暑い夏では心臓・血管にかかる負担は大きく普段からの指導も含めて、急変してもすぐに対応できる状況下にしておく必要があります。
救急車で搬送される場合も
やむを得ず救急車にて搬送をお願いする場合でも、普段から患者様の容態を主治医が把握していれば救急隊員さんや搬送先の病院さんへ情報を受け渡し初期の「何が起こったのか」をすぐに見つけることが出来ます。そしてこちらで過去に入院や外来受診されていた病院さんへ連絡をとり受け入れの要請をいたしますので、たらい回しになる可能性も下がります。緊急を要する場合、この有無によって状況が大きく変わってくる可能性は大いにあります。
普段の生活をより充実したものに
糖尿病や高血圧など、普段から生活で気をつけなくてはいけない点などはあります。その中で、自宅で出来ることと生活を出来る限り快適に過ごして頂きたい、医療としてできるサポートが24時間での管理です。
もちろん、笑顔のおうちクリニック」では24時間必ず対応し医師からの連絡があります。
広報:三菅







